ストレートネックの原因とは

2016年11月9日

本日は現代人に多い首のお悩み【ストレートネック】についてお話します。

ストレートネックは肩こりや疲れ、自律神経の乱れなど様々な不調を招きます。その他、肌のくすみや顔のむくみにもつながっていきます。

肩こり、疲れの原因はストレートネックかも

今お悩みの肩こり、疲れ、頭痛、腰の痛みの原因は『ストレートネック』

かもしれません。本来ゆるいカーブを描いているはずの首の骨が真っ直ぐになってしまっている状態です。

 

頭は重い!

首や肩は頭を支えていますが、この頭は体重の約8~13%の重さがあります。体重50キロの方でなんと5キロもの頭を肩や首の筋肉で支えているのです。

5キロといえば、、、

●ボーリングのボール11ポンド

●お米5キロ

●500mlのペットボトル10本に相当します。

しかし、人の体は頭の重さをしっかり支えられるようにできています。

横から見たときに姿勢が、耳~肩~股関節が一直線上にあるとき、

体の重心はキレイに保たれています。

一方、横から見たときにこの一直線が崩れ、

●耳が前に出る

●肩が後ろに下がる

●お腹が前に出る

●骨盤が前に出てお尻がでる。

●股関節が前に出る

など、いわゆる猫背姿勢になると、重心をうまく保てずに首や肩、足腰にも大きな負担がかかってきてしまうのです。

また、パソコンやスマートフォンの普及で首の角度を前に傾けている時間も長くなってしまいました。

横から見たときに肩と耳の前が一直線に並んだ角度が0度とするときには頭の純粋な重さの5キロが首にかかります。頭を前に傾ける角度が

増すにつれ、15度で12キロ 30度で18キロ 45度22キロ 60度22キロと負荷が強くなっていくそうです。

負荷のかかった頭を支えるために首の筋肉も過剰な緊張状態を強いられることになります。

また、よく観察すると頭を前に傾けるにつれてバランスをとるために、背中は後ろへと傾いて猫背が増強されていきます。骨盤はそのバランスをとるために前へと出ていきます。

ストレートネックの症状

 ●頭痛がする
●肩がこる
●首が痛い、首が動かない
●頚椎症、椎間板症
●上が向きにくい
●めまい、ふらつき感がある
●手のしびれがある
●寝違いを繰り返す、枕が合わない
●逆流性食道炎、胸やけ、吐き気がする
●自律神経失調症、うつ
などなど
特に筋力の弱い女性がなりやすいと言われており、美容や健康にもよくありません。
 
頭の重さを支えきれずにさまざまな部位に負担がかかるため
痛みや不調を招いてしまいます。
 
自律神経にも悪影響を与えてしまうのでイライラやめまい、眠気、吐き気といった不調にも繋がる恐れがあります。
さらに、首回りの血流やリンパの流れが悪くなるため、浮腫みやくすみの原因にも。
ストレートネックは老け顔を作ってしまうので放っておくわけにはいきません。
 
タオル枕がおすすめ!
ストレートネックにはルナ整骨院の猫背矯正・姿勢矯正がおすすめです。また、それに併用して自宅でできるケアといては、タオル枕をおすすめします。
タオル枕を使って寝ることで、首の骨が後ろに引っ張られ、自然なカーブ状に少しづつ戻っていきます。
胸もひらくので、猫背矯正・姿勢矯正とともに猫背改善効果があります。
 
薄手のバスタオルを用意して縦半分、横半分に折り、長方形にします。
端からくるくる巻いていき、丸め終わったら、ゴムやひもで両端を止めれば完成です。
ポイントは高反発枕にするためにしっかりめに巻くこと。反対側からぎゅっと引っ張るように巻くと、うまくできます。
仰向けに寝て、タオル枕を首の下に敷き、はじめはこの姿勢で5分程度寝てみます。数分だけでも首が伸びてスッキリするのが分かると思います。
慣れてきたら時間を増やし、1晩寝てみます。週に1~2回程度が良いでしょう。
違和感があるときは枕のサイズを一回り小さくしてみる、使用時間を短くしてみるなど体に負担のかからないように行ってみて下さい。
疲れが取れない、肩や首が重いなどの症状はストレートネックのせいかもしれません。
 

 

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