正しい立ち方してますか?
2016年10月24日
正しい立ち方とは
人間本本来の身体構造に乗っ取った全身が関連性を持つ立ち方
が正しい立ち方となります
見た目だけ整えるように壁に体の背部をくっつけたり
目印にそろえようとしたりするのは不自然になり体に負担がかかります
身体が快適で無理のない姿勢、それでいて疲れない、美しい姿勢が正しい姿勢といえます
①足首
膝から下の部位は太い骨と細い骨の2本で作られています
この2本の骨は内側が太い脛骨(けいこつ)、外側が細い腓骨(腓骨)
で構成されていて足首の関節の土台になる骨の上に乗っています
骨格の構造上、この内側の太い脛骨に体重を乗せた方が合理的といえます
②太もも
太ももの骨と骨盤は骨格的に連動しています
太ももの骨が内側に回り込むと
その影響は骨盤に伝わり、骨盤が前に転がります
これを骨盤の前傾といいます
太ももの骨が外側に回り込むと骨盤は後ろに転がります。
これを後傾といいます
足首で身体を支えたうえで、太ももの骨をコントロールすると
骨盤、背骨、頭は一定の軌道を働きます
つまりこの太ももの骨を内側~外側にするどこかで
身体が構造的に安定する位置があります
実際に足首のポジションをしっかりとり、全身を連動をすると
地面の力が頭の方へ流れていく感覚をつかむことができます。
この感覚を上手につかむと太ももの骨によって全身がコントロールできるようになります。
③頭
足首と太ももの骨というのは下から立っている姿勢に働きかけます。
さらに頭を水平にすることで頭の位置がさだまります
そのために重要なのが
顎の顎関節(がくかんせつ)と首の後ろの筋肉です
下の顎は頭蓋骨からつりさげられていて、この下あごがバランスをとる際に重要となります
また、首の後ろの筋肉、頭の後ろと首の境目あたりの筋肉は他の場所よりカラダの感覚をつかむセンサーが発達していると考えられています
この二つを意識して頭を水平に保つ意識をしていきます