産後のからだ

2017年01月17日

産後のからだは大事故に遭ったのと同じくらいのダメージを受けています。産後3週間くらいまでは体型戻しの運動や筋トレは控え、からだに負担をかけないで過ごすようにしてください。横になって深呼吸や衰えた筋肉を使うように意識して座るだけでもOK。

浅くなっている呼吸を深呼吸してリラックスしながら赤ちゃんが眠ったら一緒に横になりましょう。

 
 数時間ごとに授乳にオムツ替えで生活リズムも定まらず寝不足の日々。体はボロボロで終わりのない育児に心が折れてなくそうになることも。産後ハイで気が付かなかった身体のトラブルや痛みを自覚し始めるも自分のことは後回しで、我が子の笑顔で元気をチャージしながら気合いで乗り切ってします時期でもあります。
肩こり、腰痛、頭痛、腱鞘炎、乳腺炎、尿漏れ、膣空気漏れ、便秘、恥骨痛、股関節痛、膝関節痛、子宮脱、睡眠不足、肌荒れ、などなど起こりやすい時期です。
 
 
 

産後6週間ほどで7倍にまで大きくなった子宮は元の大きさに戻ります。母乳育児でも1ヵ月ほどで生理が再開するひとも。
 
 グラグラに緩んでいた靭帯は元の状態に戻ろうとしています。この時、骨盤が歪んだ状態だと歪んだまま固まってしまうので1ヵ月以上経っていて、お体が落ち着いてきたら産後の骨盤矯正を始めましょう。
出産で伸びて縮んだ筋肉は使わないと筋力が低下したままになってしまします。
筋力は自然に回復しません。
骨盤を整えながらエクササイズも摂り入れましょう。
最初はストレッチなどからはじめて、徐々に筋肉トレーニングを入れていくと
産後の矯正で代謝が上がっているので体重も落ちやすくなります。
激しい運動はNG。あくまでも出来る範囲で行うことで、運動をする習慣づけにもなりますし、
うつの予防にもなります。
身体の姿勢に気を付けるだけでも筋力、体力回復には効果的。座っている時や洗い物をしている時にお腹をへっこませる動きをするだけで、効果的です。
 
 また生活リズムの乱れやホルモンの影響で自律神経がとても不安定な状態に。孤独な環境で無理をし続けると産後うつを発症することも。。。精神的にも不安定になりやすいこの時期は周囲のサポートが必要です。
1人でなんでも頑張ろうとせずに家族や夫にSOSを!
 
 
 
さらに時がたつと、ようやく生活リズムが整って体重が元に戻ってきます。
しかしお腹のたるみが気になったりズボンが履けない、肩こり腰痛が気になる時期でもあります。
まだまだ思うように体が動かせず、風邪が引きやすかったり、自分にイライラしてしまいがち。
泣いてばかりの赤ちゃんにもイライラ。自己嫌悪の繰り返し。母になって充実した日々を送っていのに社会から取り残されていくような疎外感、孤独感も感じる時です。
 
肩こり、腰痛、頭痛、尿漏れ、睡眠障害、イライラ感、不安感、焦燥感、孤独感、疎外感、社会的隔絶感、ストレス過多などなど、、、
 
 
周囲の方の話やインターネットでの検索で今はいろんな情報が入ってきます。
お子さんを連れて海外旅行に行ったり、細いカラダの産後の芸能人を見ていると
他のママはこんなに育児をエンジョイしているのに私ばかり大変でつらい。。。
という気持ちになってきますが、表の部分で幸せだけ見せているママも裏ではみんな大変です。
大変じゃない育児なんてない、正解もない、わが子をしっかり抱いてその表情を見ていましょう
不安な時、眠れないときは大きく深呼吸を。そして罪悪感を感じずに誰にも邪魔されない自分一人の時間も確保してくださいね!
 
 
また、忙しすぎてケアする間もなく産後1年経ってしまった、、という方も産後の骨盤矯正は受けられますのでまずはご相談下さい☆
 
 

 

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