下半身

2016年12月20日

人間の身体の土台にもなる足の筋肉はとっても大切な場所になっています。

 

人間筋肉というのは自然と細く弱くなっていきます。特に一番細くなりやすいのが足の筋肉になります。特に太ももと呼ばれる大腿部の筋肉は落ちやすい場所になります。

 

大腿部の筋肉はもともと筋肉のなかでも大きいものになります。作用としては足を上げるとか膝を曲げるなどが主です。

 

この筋肉が落ちてくると、つまづきやすくなったり膝に痛みが出てきたりします。また歩くのが疲れやすくなりますし、足が重い感覚がしたりしてきます。

 

筋肉はもともと成長しにくいものになります。

 

人間は歴史上、食に恵まれていなかった方が長いです。特に日本人は、農耕民族でもあるので大きくなりにくいとされています。

 

かつ労働が肉体労働が多かった分、食事も塩分が多めにされていたり保存がきくようになっていたりするものが多かったようです。

 

現在は人類史上まれにみる豊食の時代です。美味しいものがありふれており、栄養も昔以上に多く含まれてるものが増えました。

 

なので昔のながらの食事だと運動量が減ってる分内臓にダメージがきたり、仮に同じ量を食べていても太りやすかったりします。

 

また、歴史上食事に恵まれていなかった分DNAレベルで省エネに生きようと身体ができています。なので食べて得た栄養はなるべく脂肪に変えて蓄積しようとします。

 

筋肉は栄養を消費する役割になるので、この原理上邪魔になってきます。よってエネルギーを使おうとする場合、糖質、筋肉(タンパク質)、脂肪の順番に使われるようにできています。

 

また、脂肪はエネルギーにしようとする時にエネルギーになりにくいように設計されています。なのでどうしても筋肉が細くなってから脂肪が燃えてガリガリになってしまいます。

 

また1度落ちてしまった筋肉を元の状態に戻そうとするのはかなり大変です。もともと付きにくい筋肉をつけようとすることは時間がかかることでもありますし、また筋肉がない状態なので筋肉をつけれる運動レベルに身体を戻すことが大変になってきます。

 

その中でも、1番最初に落ちてしまった太ももの筋肉はつけるためにする運動内容も他の筋肉に比べても大変になってきます。

 

なので特に下半身全体の運動はなるべく続けることをオススメします。

 

足はもともと歩いたりするために発達していますので、基本は歩くことです。ただ歩くだけだと最低限の筋肉量しか維持がされないのも事実です。

 

なのでなるべく筋トレや階段や坂道など負荷が強いものが出来るほうが筋肉貯金にはなるかと思います。

 

ただこれも無理してやったからすぐに筋肉がついたりするものでもないので、細く長くケガの無いように鍛え続けることが大切になってきます。

 

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