鍼灸
2016年12月14日
鍼灸とは東洋医学の考えを中心とした医学の1つになります。現代医学と混ぜて考えてしまいますとなかなか理解に苦しむことが多いですが、医学というものの歴史の中で見たら非常に長くある医学になります。
西洋医学と違い東洋医学には未病治という言葉があります。
食欲不振、冷え、ストレス、不眠など、健康体ではおこりえない症状だが、検査をしても病気の数値として表れない症状のこと。しかし、この症状を長い間放置しておくと、病気へと進行する可能性もあるため、事前に対処しておくことが大切。鍼灸治療はこの未病、治未病に大変効果がある。
つまりは予防医学ということになります。「未だに病にならずを治す」という言葉が昔からあるので昔は現代と違い対処療法だと治せないものが多かったのでしょう。
現代は病気にならなければいいし、なってから考えればいいということが多いですが病気になってからじゃ遅くなることもありますし困ることも多いと思います。
よくこの話をしていると出てくるのが歯科部門です。予防歯科というジャンルが今、根強く広まっています。とくに最近はガム。キシリトールが入ってますというガムも歯科医師さんの推薦がCMでも流れていたのがきっかけに歯科医師の方たちにも予防歯科のメニューが増えたという話も聞きます。
これにより、よりいい歯ブラシや歯磨き粉、今ではセルフホワイトニングなど歯科業界全体が様々な可能性を生み出しています。
これも予防医学です。乳歯ではない歯は抜けてしまってもインプラントなどの技術も進みましたが、自分の歯ではないと不便なことがまだまだたくさんあります。それらを予防することがとても大切な事です。
私たちの骨盤矯正や鍼灸も同じです。どれも予防につながるものもあれば薬などを飲みつつ並行していくことも可能です。
ただ西洋医学と違い病気になってからの対処としては弱いものが多いです。運動器(特に筋肉)性の痛みは鍼灸は得意分野です。あとは皮膚性の物を対応できるものが多いです。
しかし、がんやウイルス性や菌性のもに関しては弱いかもしれません。効果がないとも言えませんが西洋医学の方が早く良くなるでしょう。
東洋医学は現代科学ではまだわからないようなこともたくさんあります。しかし現代は科学的根拠と言うものを強く求めるのは仕方のないことです。
だからといって悪いものでもないのです。病院ではわからないものも良くなる可能性もあります。これからの時代はお互い協力し合って、お互いの理解を深めていくことが大切だと思います。
ルナ整骨院では、わかりにくい鍼灸や骨盤矯正も丁寧に説明して納得して頂いた上で施術をさせて頂いております。
なにかお困りであればお気軽にご相談下さい。