筋肉の硬さ
2017年02月8日
みなさんが凝ってるとか硬いとか張っているという筋肉からの痛み。実際どのような状態なのか気になりませんか?
よく言われる肩凝ってますね~とか腰張ってますね~とか。いわゆる筋肉の状態を表現していますが具体的にどんな状態なのか。
多くの方が使い分けているか分かりませんが、凝っているのは筋肉が縮んで硬くなっている状態で張っているのは筋肉が伸ばされて硬くなっている状態で表現されるそうです。
なのでこの二つは相反している状態になります。よって同じ施術方法だと効果が出ない場合があります。
筋肉には基本的に拮抗筋と言って相対的な関係にある筋肉が存在します。背中であれば胸、ももの前と後ろのような感じです。
肩こりを例に話すと、肩が凝っているとしましょう。その痛いコリの部分は収縮してる可能性が高いです。そこに向かって周りの組織が引っ張られている可能性があるしたらその周囲は張り感があるかもしれません。
またその張り感が広い範囲である場合コリだけの原因ではないかもしれません。肩の場合ですと胸の筋肉が縮んでいて肩や背中を引っ張っている可能性もあります。
大雑把にここまで絞れたとしたら、肩のコリを取り除きつつ胸の縮みをとってあげることで肩の凝り感と張り感がとれるのではないかと思います。
あとはそのやり方をどうするかです。手技なのか物理療法なのかです。
マッサージが良い悪いとか鍼灸が良い悪いとかではなくそのコリをとって胸の縮みをとれるならいいわけです。
ただそのやり方でとれるのかどうか、科学的根拠なのか臨床経験上の判断なのか、実際受けてみて効果はあったのか、など様々な検証が必要になってきます。
自分の健康や身体やお金や時間をそこに注ぐのですから、ぜひご自身に合った施術を選んでいただくのも大切ですし信頼できる方にお任せするのが良いかと思います。