春一番

2017年02月7日

こんにちは♥ルナ☽整骨院です。

 

今日のように風の強い日は、車に乗っていても、風にあおられ横転しそうな時も。。。

安全運転を心掛け、事故に遭遇しないように、充分にお気を付けてくださいね。。。

交通事故でのお悩みがありましたら、ルナ整骨院までご相談ください。

 

ところで。。。

春一番とは、季節が冬から春へと変わる時期(だいたい立春から春分の日まで)に、

その年に初めて吹く南寄りの暖かく強い風のことをいいます。

主に太平洋側で観測され、春一番が吹いた日は気温が上昇し、

翌日は冬型の気圧配置となり寒さが戻ることが多いといわれています。

春一番の発生条件は地域・気象台によって多少の違いがあります。

日本海を進む低気圧に向かって南側の高気圧から、10分間平均で8m/s以上の風が吹き込み、

前日より気温が上昇することを発生条件としますが、

「日本海を進む低気圧に向かって」という条件は比較的幅広く解釈されています。

また、春一番は必ず毎年吹くわけではなく、

強い風が吹いても春分の日までに気象台の発生条件にあてはまらず

「春一番の観測はなし」という年もあります。

「春一番」という名称の語源となっているのは諸説ありますが、

気象庁によると、1859年(安政6年)3月中旬、

現在の長崎県壱岐島沖で強い南風にあおられ、漁船が転覆し漁師53人が犠牲になりました。

それ以降、漁師らがこの強い南風の事を「春一」「春二」と呼び警戒するようになったといわれており、

それが「春一番」の由来とされています。

気象庁が春一番の観測を始めたのは1951年以降といわれています。

ちなみに、北海道・東北・長野と山梨、沖縄は観測されません。

北海道・東北・長野は春一番のような温かい強い風が吹いても、

まだまだ冬型の気候が続くため、山梨は、気象台のある甲府が盆地で強い風にはならないため、

沖縄は日本海側に低気圧が発生しても、警戒が必要になるほどの強い風が吹かないため。

こういった理由から春一番の観測はしないそうです。

 

関東地方の春一番の条件は。。。

・立春から春分までの期間に限る。

・日本海に低気圧がある。低気圧が発達すればより理想的である。

・関東地方に強い南風が吹き昇温する。

(東京において最大風速が8.0m/s以上、風向きは西南西~南~東南東で、前日よりも気温が高い)

以上を基本として総合的に判断し、発表されます。

 

関西地方の春一番の条件は。。。

・立春から春分までの期間に限る。

・日本海に低気圧がある。

・最大風速8m」/s以上、南寄りの風で最高気温が平年、または前日よりも高い。

以上を基本として総合的に判断し、発表されます。

 

春の訪れを告げる風といったイメージのある「春一番」ですが、

その時期は2月から3月で、観測された翌日は冬の寒さが戻ってくるようです。

2017年の関東・関西では厳冬の為遅く吹く、または吹かない可能性も高いようですが、

暖かい気流が日本に来ることによって雨雲が活発化して大雨になることや、

台風並みの被害をもたらす場合もあるそうですので、

春一番の季節にはそういった対策も忘れないようにしましょう。

 

 

 

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