基礎代謝
2017年08月30日
デスクワーカーが日々の生活で基礎代謝を上げる方法とは。。。
代謝が高いと太りにくいことはよく知られています。
しかし、基礎代謝は早くも10代の中盤を境に下降していくといわれています。
つまり、加齢とともに、意図的に増やそうとしなければ、減少していくと言われています。
そこで、オフィスワーカーが普段の生活の中で代謝を上げるコツとは。。。
(基礎代謝低下の悪循環。。。オフィスワーカーの苦難)
人がエネルギーを消費するには、3つの身体のエネルギー消費を活発にさせる必要があります。
その3つとは、基礎代謝、食事誘発性熱産生、身体活動量です。
基礎代謝は、総エネルギー量の約60%をしめ、
食事誘発性熱産生は約10%、そして身体活動量は約30%です。
つまり、基礎代謝は総エネルギーの中でも、半分以上をも占める重要な消費といえます。
しかし、この基礎代謝は、加齢とともに減少していきます。
厚生労働省による日本人の基礎代謝基準値によれば、最も基礎代謝量が高い年齢は、
男性で15~17歳の1570kcal/日、女性で12~14歳の1350kcal/日となっています。
それ以降は、男女ともに下降していく一方です。。。
このような基礎代謝の低下は、普段、運動量が少なく、
筋肉を使わないオフィスワーカーにとっては致命的です。
ただでさえダイエットをしても痩せにくく、運動する時間が取りにくいため、
さらに苦難に陥るという悪循環に。。。それは年齢を重ねるごとに起きてきます。。。
(生活の中で基礎代謝って上げられないの?)
・基礎代謝を上げる基本は筋トレと運動
基礎代謝を上げるには、まず筋肉量を増やす必要があります。
また、基礎代謝は筋肉量だけでなく、筋肉が活性しているかどうかも関係しています。
つまり、同じ筋肉量の人でも基礎代謝に違いがあるということです。
活性化を促す有効な方法は、運動です。忙しい毎日かと思いますが、
仕事後や休日などを利用して筋力トレーニングや運動をするのが最も近道といえるでしょう。
・食事法に頼り過ぎない
欠食を避け、規則正しく食べるほうが、代謝は上がりやすくなります。
また、体質によっては1日に摂る食事は3食よりも2食にしたほうが代謝が上がるという人もい
ます。ただし、食べることを意識しすぎるとカロリーオーバーになる恐れもあるので、
食事にばかり頼り過ぎないようにしましょう。
・簡単な運動で筋肉がこり固まるのを防ぐ
オフィスワーカーの方は、長時間同じ姿勢を取り続けることで、筋肉がこり固まりやすくなり
ます。代謝を上げやすくするために、まずは簡単な運動を心がけて、筋肉の硬直を防ぐように
するのあコツです。例えば、オフィスで座りながら両足を持ち上げて腹筋を使ってキープした
り、座りながら腹筋に力をこめて姿勢をキープしたりする方法です。また、入浴後などにスト
レッチをして体をほぐすことも有効です。
・オフィスワーカーが基礎代謝を上げる3つの方法
基礎代謝を大きく上げるには、3つの運動が理論的に有効だといいます。
1.本気でダッシュ
2.本気で持久走
3.本気で筋トレ
しかし、実際のところ、オフィスワーカーにとっては現実的ではありません。
そこで、オフィスワーカーが実践しやすいオススメの方法を調べてみました。
1.週末に筋トレやランニングを行う。。。行った後3日間は基礎代謝がアップ
2.普段から階段を使う。。。階段の上り下りで使う脚の筋肉は、体の中で最も大きな筋肉なの
で、身体活動量をアップしやすい
3.ストレッチをする。。。硬くなりやすい、ももの裏側や腰のストレッチが有効
オフィスワーカーに希望の光が見えてきました。。。
最近、どうも太りやすい・運動不足を感じている人は、
通勤中や移動時にはもちろん、帰宅後や週末の時間を有効活用して、
ぜひこの基礎代謝UPの取り組みに集中してみてはいかがでしょうか。。。