血流

2016年12月8日

血流が悪いのでよくないですね~とか血流をよくしましょう!!と言われたことありませんか?

 

血流ってそんなに大切な事?と思う方も多いと思います。そこで血流について少しお話をしていきます。

 

そもそも血液ってどんなものかというと、生命維持には欠かせない媒体というものになります。

 

血液の中身としては、栄養、ホルモン、水分などがあります。あと以外と思われがちなのが呼吸、代謝、体温、防御作用になります。

 

血液はたくさんの役割を担っています。よって血流がいい方が身体にいいと言われています。特に今の季節は末端の冷え性の方には大切なことになってきます。

 

そもそもなんで末端が冷えやすいのかというと、血液は呼吸機能があるので肺で酸素をもらって全身に酸素を送っていきます。そして心臓の力を借りて押し流されていきます。その時に体温調節機能もある血液は温かくされて送られていきます。

 

しかし、手の指や足の指というのはかなり距離が遠いのでたどりつくまでに冷めてしまうので末端が冷たくなってしまいます。また血液は肺や心臓に戻らないと酸素取り込むことも再度温めることもできなくなるので、筋肉の力で戻してもらっています。その戻りが悪いと血液に含まれている水分が出てきてしまってむくみという状態になってしまいます。

 

なので血流がいいと、冷えにくく、むくみにくく、栄養もしっかり行きわたるということでいいこと尽くしなのです。

 

血流を良くするためにはどうするべきか?それは身体を動かすことです。血液は心臓と筋肉のポンプ作用によって流れているのでこれらを活性化させてあげればいいのです。

 

50m走などを走ったあと息が上がり心臓バクバクになりますよね?あれは酸素不足なのでたくさん酸素を取り込むために肺と心臓がたくさん動いています。それと同時に汗もかいて暑くなりますよね?それは同時に温かい血液が全身を流れるので体温が上がってしまい、冷やそうとして汗が出てきます。

 

ここまで運動しなくても、身体を動かすことにより温かい血液がたくさん流れるので身体が温まります。また外部から身体を温めてあげて血液を冷ましにくくすることも大切です。

 

動脈と言うのが血液を全身に送る役割をしていて太いです。これは表面からわかりやすい場所がいくつかあります。

 

脈をとって下さいと言われて手首触りますよね?同じようにドクドク触れられるところがいくつかあります。そこは皮膚に近い場所で外気の影響も受けやすいです。なのでそこを温めてあげることにより温かい血液が全身に行きやすくなります。

 

その場所は手首、足首、足の甲、首、こめかみ、股関節になります。なので靴下、手袋、マフラー、帽子というのが大切になります。

 

血液が冷えていいことは日常あまりありません。痛みやケガをしていない以上は基本的に温めてあげましょう。

 

 

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