中国鍼

2016年09月26日

今回は中国の針と日本の鍼についてです。

鍼についてあまり意識がないと

「中国の針と日本の鍼って何が違うの?」

「凝りが強い時は中国の針の方が効くの?」

と思いますよね。

中国の針は←こちらの針の字を使用するそうです。

日本で治療院や整骨院で使用する際に鍼←こちらの字を使用するそうです。

中国の針と日本の鍼での違いは、常用される鍼の太さが違います

中国の針の方が少し太いですし形も少し違います。

そして次に違うところは、刺し方です

刺し方をイメージで表すと中国の針は押し込み日本の鍼は弾き込む…

と言ったところらしいです。

中国の針は針自体を持ち皮膚に押し込むように刺していきます

日本の鍼の刺し方は特殊で鍼より若干短い管を用いて

その中に鍼を入れて鍼の頭をトントンと弾く様に叩きながら入れていきます。

日本では一般的にこの方法が用いられているそうです。

この管を鍼管と呼び江戸時代の鍼師が考案してくれました←画期的ですね!

この鍼管の考案のお蔭で日本の鍼は独自の進化を遂げていったそうです。

どう進化したかと言いますとまず鍼自体が細くなりました。

細くなれば鍼自体も柔らかくなります。

細く柔かくなれば刺された時の痛みも軽減されて

身体に与える刺激も少なくて済む訳ですね。

中国針の方が刺された時の響きの伝わりが早く

大きく日本の鍼の方が繊細な印象です。

日本の多くの鍼灸師は少ない刺激で大きな効果を引き出す為

に日夜、技を磨いております!!!!

では、例えばどちらが肩こりに良いのでしょうか?

正解は【患者様自身】です。

というのも同じ肩こりでも患者さんによって

お悩みは様々であり強い刺激を好む人もいればそうでない人も居ます。

どんな強い凝りでも日本の細い鍼でほぐれますし

頭皮に中国針を刺して頭痛を軽くする事も出来ます。

ルナ☽整骨院では、中国鍼と日本鍼どちらも常設しております。

腰・肩こりで辛い。鍼を試したい。

 

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