ドゲルバン病

2017年11月14日

こんにちは♥ルナ☽整骨院です。

こちらでは、交通事故治施術も行っておりますので、是非、お越し下さい。

 母指(親指)を広げると手首の母指側の部分に腱が2本が浮かび上がります。ドゲルバン病はその母指側の腱が手首の背側にある腱鞘を通るところに生じる腱鞘炎のことです。
 
症状として手首の母指側にある腱鞘とそこを通る腱に炎症が起こった状態で、腱がスムーズに動かないため手首の母指側の痛みや腫れ、母指を広げたり、動かすことによって強い痛みがあります。
 
原因は妊娠出産期の女性や更年期の女性に多く生じ、手の使い過ぎやスポーツ、指をよく使う仕事の人にも多いのが特徴です。
 
病態は母指の使い過ぎによる負荷のため、腱鞘が肥厚したり、表面の腱が傷ついたり、さらにそれが刺激し、悪循環が生じると考えられています。特に母指側の腱鞘内には2本の腱を分けて通過させる隔壁があるため狭窄が生じやすいです。
 
手首の母指側に腫れや圧痛があり、母指を他の4指で包むようにして拳を作り小指側に曲げ、母指側の手首に痛みがいっそう強くなればドゲルバン病の疑いがあるので病院に受診することをおすすめします。
 
治療としては局所の安静や(固定することもあります)や投薬、腱鞘内ステロイド注射などの保存療法を行います。改善しない時や再発を繰り返す場合は、腱鞘切開を行います。
 

 

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