顎の痛み
2017年01月23日
顎の痛みがある方も多いと思います。
その際にどういう対処をするべきかまとめていきます。
まずはどのような状態なのか簡単にチェックしていきましょう。
顎が指を縦3本~4本分開くかどうかチェックします。これで痛みもしくはぜんぜん開かない場合は顎関節症の疑いがあります。
何もしてなくてジンジン痛むとか物を食べたり水を飲んだりして痛い場合は歯からの痛みが疑われます。
まず痛みがひどい場合はアイシングと痛み止めを飲んでください。痛み止めは良くないとか言われる方が多いですが、まずは痛みを抑えて専門機関の診察を受けるのが優先になります。
その後原因に応じてケアをしていきましょう。
歯については専門外になるので説明しませんが、顎関節症についてお話していきます。
顎関節が動かしにくい、また痛みもある場合でも原因がたくさんあります。
よくあるのが筋肉の緊張によるもの。次に関節円盤のズレ。そして頚椎の問題もあります。
人の動作というのは、あらゆる組織が複合運動していることで成り立つものが多いです。
顎を開けるという動作は、下の顎が真下に落ちるだけでなく前にスライドすることで完全に開くことができます。
完全に開かない場合この一連の動作がスムーズに行われていないことが考えられます。
ほとんどが、噛み癖や寝ている間の噛み締めなどが原因で噛む筋肉の緊張が強い状態であることが多いです。
噛む筋肉というのは顎の近くの筋肉だけでなく、首や頭の筋肉も大きく関わってきています。
また頚椎も顎を動かす際に若干動くので、頚椎のゆがみやそれに付属する筋肉などもしっかり調整する必要があります。
なので無理に治そうとせずしっかりと専門家の診断を受けましょう。また無理に動かしたり温めたりすることもやめましょう。