鍼の施術
2017年02月21日
鍼は痛いとか怖い怪しいなどいろいろ言われてしまいますが、いろんなやり方や種類があります。
今世界で主流となってる鍼のやり方は日本式です。江戸時代の5代将軍徳川綱吉の時代にいた人が作り出したやり方だと言われております。
筒状の鍼管という管に鍼をいれて上から叩いて入れる方法です。それまでは鍼を手に持ってダイレクトに刺したり、小槌をつかってトントン叩いて入れていくなどの方法が使われていました。
なぜこの管を使ってやり始めたのかというと、単純にこのやり方が一番痛くなかったからです。
これは憶測ですが、昔から日本人は痛いのに弱かったんだと思います。そこから生まれたやり方が現代にそのまま残っています。
鍼自体はもともと中国から流れてきたものです。現在の中国の鍼も痛いものや、少し危なそうなやり方が正直多いです。
なので中国式とか中医学をベースに鍼灸治療を行っている治療院もあります。
今ほとんどは日本式の鍼灸のやり方がほとんどです。
あと脈をみたりするやり方も実は日本式です。
もともと中国のやり方でもあったんですが、当時あった古い資料を解読して日本風にしたのが今現在のスタイルです。
ただこれは解読した人によって捉え方が違ったりするので、いくつか似ているけど細かいところで違っているので流派が多くあります。
それでも原則としてやることはそんなにかわりません。
最近では西洋医学的というのでしょうか、科学的根拠に基づいた鍼をすることが日本ではメジャーになります。
これはここ最近メジャーにあるやりかたになりますが、効果もわかりやすいです。ただ少し痛みが強く出るのは間違いありません。
同じ道具を使うけど、考え方やアプローチの仕方がかなり違います。
少しでも鍼の施術に興味ある方はHPなどで調べていただいて、
いろんな方の施術を受けてみることをおすすめします。