自賠責保険の事
2016年10月21日
知っていますか?
自賠責保険の事を今日はご説明いたします。
自賠責保険(自動車賠償責任保険)とは自動車損害賠償法によって加入が義務づけられている保険であらゆる自動車が加入しなければなりません。
そのため<強制保険>とも呼ばれています。
また、違反者には厳しい罰則も設けられており、自賠責保険に加入せずに自動車を運転すると一年以下の懲役または50万円以下の罰金 免許停止処分 違反点数6点 自賠責保険証明を車に備え付けていない場合は30万円以下の罰金という処分が下されます
自賠責保険は交通事故の被害者に対する最低限の救済をおもな目的とする保険です。そのため、補償範囲は限定的で自己の相手方の体に関する損害しか補償の対象とはなりません。
つまり相手方のものや自分の体、ものが損害したとしても、保険金は支払わないのです
また相手方の体に関する損害の保証額には上限が定められており
損害額が上限を超えてしまった場合は自己負担となります。
障害による損害
120万円
後遺障害による損害
後遺障害の程度に応じた等級によって75万円~4000万円
※神経系統 精神 胸腹部臓器に著しい障害を残し介護が必要な場合には
常時介護4000万円<第1級>随時介護3000万円<第二級>
上記以外の後遺障害は75万円14級~3000万円1級
死亡による損害3000万円
自賠責保険料は自動車の種類や保険期間に応じて定められています
さまざまな保険会社で加入することができますが、補償内容には差がないためどの保険会社で入っても保険料は変わりません