自律神経

2017年02月17日

自律神経という言葉をよく聞くと思いますが、一体何なのかわかない方もいると思います。

 

人間の身体には自分の意志とは別に活動している部分がたくさんあります。それを支配しているのが自律神経です。

 

人間には体温や血圧、脈拍、呼吸などなどさまざまなものに基準値というものがあります。

 

これが設定されているということは、これよりも高くてもダメで低くてもダメなのです。

 

この自律神経の作用がしっかりと働いているからこそ健康な状態を維持できるのです。

 

自律神経失調症と言われるのはこの機能がうまく働いていない状態をいいます。

 

よく聞くのが睡眠です。人間は太陽が昇っているときに活動的であり夜になると静かになる。これが人間として本来持っている生理反応です。

 

これがいわゆる逆転してしまっている状態が多いです。現代はお仕事上夜に仕事をしている人もいるので一概に言えませんが、基本的には夜眠くなるようになっているようです。

 

また寒いときに震えたり、暑いときに汗をかいたりすることもしっかりとした身体の反応になります。

 

自律神経が乱れることで普段何気ないことがしっかり正常にならないので身体が疲れやすかったり、寝ても身体がだるかったりします。

 

自律神経をしっかり安定させるにはいくつかやり方があります。

 

まず朝起きたら太陽を浴びることだそうです。太陽光をしっかり身体に浴びて、眼から太陽の光を浴びると交感神経が優位になるそうです。

 

また軽く身体を動かして交感神経優位にさせてあげるといいそうです。朝のラジオ体操やヨガなども同じ原理だと思います。

 

そしてしっかり朝ごはんを食べることです。最近では起きれなくて朝ごはんを抜く方も多いと言いますが、身体を目覚めさせるためだけでなくダイエットしてる方は夕飯を減らして朝がっつり空腹の状態でおいしいものを食べるということはとてもいいことです。

 

 

逆に副交感神経を優位にするには、眼からの刺激物を減らすことが一つです。スマホやPCなどのブルーライトが交感神経を刺激して夜眠れなくなることが多いようです。

 

また部屋の明かりも明るすぎず薄暗くすることがポイントです。

 

あとお風呂や歯磨きも副交感神経を優位にするようです。一番いいのはお風呂で湯船につかりながらの歯磨きだそうです。

 

入浴すると強制的にリラックス効果が出やすく副交感神経優位になるそうです。また唾液の分泌が多くなり虫歯予防などにもなるので歯にもいいということだそうです。

 

入浴後身体少し冷えてくると副交感神経が働きやすいともいうので、夜寝る前にしっかりお風呂に入ることはとても大切です。

 

上記のことは、普段何気なく日常の常識的な行動が多いと思います。先人の方々の知恵や体験が現代のシステムに反映されているのかもしれません。

 

ただなかなか現代の仕事の内容に合わないことも多いと思います。なるべくできる範囲でやれることはやれるといいと思います。

 

 

ページの一番上に戻る