腰椎椎間板ヘルニア
2017年12月3日
こんにちは♥ルナ☽整骨院です。
こちらでは、交通事故施術も行っておりますので、是非、お越し下さい。
・原因と病態
椎間板は線維輪と髄核からできていて、背骨をつなぎクッションの役目をしています。その一部が飛び出し、神経を圧迫して症状が出てきます。椎間板あ加齢などにより断裂して起こります。
悪い姿勢での動作や作業、喫煙などでヘルニアは起こりやすくなるといわれています。
・症状
腰や臀部に痛みがあり、下肢がしびれや痛みが放散したり、足に力が入りにくくなります。しびれる場所は椎間板がどこで神経を圧迫しているかで変わってきます。背骨が横に曲がり(疼痛性側弯)や動きにくくなり、重いものを持ったりすると痛みだすこともあります。
・診断
下肢挙上テスト(仰向けで膝を伸ばしたまま挙上)や下肢の感覚が鈍いかどうか、足の力が弱くなっていないか(足の親指の力検査)等で診断します。さらにレントゲンやMRIなどで検査を行い診断を確定します。
・予防と治療
痛みが強い時期には、安静を心掛け、コルセットをつけたりします。また、炎症鎮痛剤の服用や坐薬、神経ブロック(神経の周りに痛みや炎症を抑えるための注射)を行い痛みを和らげます。腰を温めるのも軽減させる方法の1つです。痛みが軽くなれば、牽引を行ったり運動療法を行うこともあります。この方法で良くならない場合や下肢に脱力、排尿障害があるときは手術をすすめることがあります。最近では内視鏡を使った低侵襲手術も広く行われるようになってきました。