肩こりにならない寝方

2017年01月20日

肩こりと寝方

通常肩こりは首や肩の筋肉の血流障害が原因でひきおこされると考えられています。

血流障害は筋肉が長時間緊張状態が続くと疲労により出現します。

長時間同じ姿勢で仕事をしていたりするデスクワークや家事が原因となる場合が多くなります。

活動中のみならず、寝ているときにも肩こりが出てくる場合もあります。

寝方によっては長時間肩や首に負担をかけていることになりますので、同じように肩が凝ってしまいます。

仰向けでもうつ伏せでも横向きでも肩の筋肉には多少の負担がかかります。

長時間同じ姿勢でいると昼間と同じようにダメージがかかりますので

寝がえりが少ない方はこりやすのです。また腕を枕替わりにすると肩関節に負担がかかり、また血液の循環も悪くなってしまいますので控えるほうが良いでしょう。

寝返りが少ない方は仰向けが一番体に負担がかからない姿勢だと言われています。

仰向けの場合は枕の高ささえ合っていれば、ベッドに面している部分がほぼ左右均等で体重による圧力が分散できますので最もからだには負担がかからない寝方になります。

横向きは片方の肩に大きな負担がかかってしますので全体で圧力を分散することができないためおすすめしません。腰が痛い場合などやむ得ない場合だけにしておきましょう。

うつ伏せは全身で圧力を分散することはできますが、首を左右のどちらかにむけないと呼吸が苦しくなってしますため、首がねじられる状態が長くなってしまいます。

血流障害はもちろん、筋肉も長時間ひねりの力が加わるため、寝違えなど起こしてしまう原因にもなりますのでおすすめしません。

 

枕の高さは非常に重要です。

最も理想的といわれるのが、仰向けで寝ている時、首にあたっている部が4㎝±4㎝程度の物。

やせ形であれば、約3センチ、体格が良ければ5㎝とご自身の体型に合わせて細かい調整を行うことが大切です。高すぎる枕は首がややうつむく形になり、僧帽筋という肩の筋肉が引き伸ばされてしまいます。

 

低すぎる枕は首がやや上を向く姿勢となり、これもまた僧帽筋に負担がかかります。

また、頭の重みを枕が吸収できないため、首や肩に負担がかかります。

寝たときに天井のやや下あたりが見える状態が理想的だと言われていますので

枕屋さんでいろいろ試してみるのも良いでしょう。

枕は小さすぎると寝返りが打てなくなるため横幅は頭3個分くらいあるものを選びましょう。

 

 

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