立ちくらみ
2017年11月5日
こんにちは♥ルナ☽整骨院です。
こちらでは、交通事故施術も行っておりますので、是非、お越し下さい。
女性に多い立ちくらみ。
立ちくらみは食べ物で改善したり予防できたりできるんです。
そもそも立ちくらみとは、座っていたり横になっている体勢から急に立ち上がった時や、長時間立っている時、お風呂で長湯をした後に立ち上がった時などにクラっとしたり、目の前が白くなる状態のこと。
脳の虚血状態(血液が足りない状態)や低血圧で起こることが多い症状です。
原因は
・低血圧による脳の血流不足
・鉄分不足
重力の関係で、血液も下へ下へと下がっていきます。
それをふくらはぎがポンプの役割をして「よいしよっ、よいしょっ!」と血液を上へと戻しています。
しかし脳は心臓よりもさらに上。体のなかで一番高い場所にあります。
低血圧で血液を流す力が弱い人は、脳に十分な血液を送ることができずに酸素不足になって立ちくらみが起こるのです。
この場合、座っていたり横になっている姿勢から立ち上がった時に、特に血流不足になって立ちくらみを起こすことが多くなります。
また、血液を作って酸素を運ぶ役割をはたしている「鉄分」。
この鉄分不足も立ちくらみの大きな原因のひとつです。
「生理・妊娠・授乳」によって鉄分が多く失われる20代~30代の女性は特に多いといわれています。
鉄分が不足すると、血液が十分に作られないので酸素も不足します。
この「体の酸欠状態」は立ちくらみだけでなく、さらに全身の疲れへと影響します。ですので、食べ物から鉄分を補給することが立ちくらみを予防・改善するためには大切になってきます。
(立ちくらみを改善する食べ物)
・ほうれん草
・牛豚鶏のレバー
・牡蠣
・しじみ
・あさり
・青魚
・海藻
特に海のものである魚や海藻に含まれる鉄分は、体の中で吸収されやすいもの。
さらに海藻には食物繊維も豊富です。
食物繊維の多い食べ物を食べると体は副交感神経(回復モード)に切りかわります。
筋肉がほぐれて血液の流れもよくなりますし、疲労回復や新陳代謝も促進されます。
(ビタミンCを一緒に食べて吸収力アップ)
ビタミンCには鉄分を吸収しやすくしてくれる働きがあります。
果物、じゃがいも、さつまいも、ブロッコリーなどビタミンCの多い食べ物を一緒に食べましょう。
また、緑茶や紅茶、コーヒーなどに含まれるタンニンは、鉄分の吸収を妨げてしまいます。
食事中や食後はお茶やコーヒーを控えると、立ちくらみの予防効果も高まりますね。
ストレスによつ筋肉の緊張も立ちくらみの原因のひとつ。
苦手な人が隣にくると体がこわばりませんか?
ストレスを感じると交感神経がはたらいて筋肉が固くなるんです。
すると、筋肉の中を通っている血管もぎゅっと縮んで流れが悪くなるので、酸素が行きわたりにくくなってしまいます。
鉄分の吸収も低くなって酸素も行きわたらないのでは、立ちくらみの予防・改善も進みません。
立ちくらみをする人の中には
冷え、こり、むくみ、慢性疲労などといった不調を感じている人も多くいます。
これらすべて、「ストレスで交感神経ばかりはたらいてしまって、いつも筋肉が固いこと」がおもな原因となっている傾向があります。
立ちくらみの予防・改善に限らず、健康でいるためには、体をほぐして流れをよくすることがとても大切です。
日々の生活の中でこまめに体をほぐして、栄養や酸素がすみずみまで行きわたるよう心がけましょう。