温泉

2016年12月27日

年末年始に温泉旅行に出かける方もおおいのではないでしょうか?

日本では古くから温泉が人々に親しまれ、病気を治療する湯治が行われてきました。

温泉の療養効果は近代医学においても高く評価されています。

温泉はなぜ体に効くのでしょうか?

 

まず、お風呂が体によいわけは

温熱 水圧 浮力 粘性です

さらに温泉ですと地中から湧き出ているので中にはイオンなどの物理、化学、薬理的作用も加わって温泉特有の生理作用が現れます。

加えて、温泉には温泉地を取り巻く自然環境等の因子もあります。

 

 

温熱効果 全身浴と部分浴では入浴の効果が違ってきます。

42℃以上の熱いお湯は身体を興奮的に作用するので新陳代謝が活発になります。

高齢者や血圧の高い人には強すぎるので気をつけましょう。

微温浴

36~38℃くらいのお湯につかると鎮静作用があつので神経がやすらいでゆったりとした気分になりあmす。胸の高さまでゆっくりつかるのが理想です。

水中では深さが1m増すごとに体表1C㎡あたり100gの水圧がかかります。

心肺機能障害を伴う人では水の心肺負荷の増大に気を付けましょう。

一方で心臓や肺負荷トレーニングには有効です。

水中では深さが1mますごとに体表1cm2あたり100gの静水圧がかかります。
心肺機能障害を伴う人では、水の心肺負荷の増大に気をつけましょう。
一方で心臓や肺負荷のトレーニングには有効な手段となります。

水の中では浮力があります。

各種運動機能訓練など行われます。

水の粘性によって水の中で身体を動かすときは3~4倍の抵抗がかります。

この抵抗を使うことによってさらに筋肉や骨格の強化に使う場面も多くみられまています。

温泉の種類

塩類泉

溶存物質量が温泉水1キロ中に1グラム以上含まれるもので陰イオンの主成分によって

分類されます

塩化物泉

塩素イオンを主成分とする温泉

陽イオンの主成分がナトリウムイオンであればナトリウム塩化物泉となります。

入浴すると皮膚に塩分が付着い汗の蒸発を防ぐため保湿効果があります。

炭酸水素塩泉

陰イオンの主成分が炭酸水素イオンである温泉

陽イオンの主成分がナトリウムイオンであればナトリウム炭酸水素泉となります

皮膚の脂肪や分泌物を清浄化するので肌がなめらかになります。

硫酸塩泉

陰イオンの主成分が硫酸イオンである温泉

陽イオンの主成分がナトリウムイオンであればナトリウム硫酸塩泉

カルシウムイオンであればカルシウム硫酸塩泉となります。

傷の湯などと言われ切り傷ややけどに効果があると言われています。

単純温泉

溶存物質量が温泉水1キロ中に1グラム未満のもので泉温が25℃以上のものを単純温泉と言います。

またpH8.5以上の単純温泉をアルカリ性単純泉といいます。含有成分が薄いので体に対して刺激が少なく利用範囲が広い温泉です。

 

硫黄泉

総硫黄が温泉水1キロ中に2㎎以上含まれる温泉

硫黄が主として遊離硫化水素の型で含まれるもの硫化水素泉と含まれないもの硫黄泉に区別されます。

 

す。

温泉地にいくと卵の腐ったような特有の臭いがするのはこれは硫化水素の臭いです。
酸化されると黄白色の硫黄が沈殿するので浴槽の中に浮かんでいることもあります。
 
含鉄泉
総鉄イオンが温泉水1キロ中に20㎎以上含まれる温泉
湧出後は無色透明でも時間の経過とともに酸化されて茶褐色に変化します。
 
酸性泉
水素イオンが温泉水1キロ中に1㎎以上含まれる温泉
外国では珍しく、日本では多く見られます。
 

 

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