季節の変わり目
2017年09月20日
9月に入って秋らしい?陽気になってきたというのに、
ぜんぜん調子が上がらない、という人が意外に多いと思います。。。
頭が痛くなるときがあると思ったら、今度は目が回る。
出掛けようと思ったら急に体調が悪くなり、行けなくなったり。。。
今年の夏は、東京では7月までうだるような猛暑が続いたと思ったら、
8月に入ると今度は記録的な長雨に。。。
加えて、ジェットコースターのような目まぐるしさで熱い日と寒い日が交互に訪れたり。。。
そのせいか、肩こりがひどくなったり、頭痛がなかなかおさまらない日があったり。。。
その症状は、季節の変わり目に女性と高齢者によくみられる、めまいと緊張性頭痛です。
寒暖差が激しくなることで自律神経失調症を起こし、
立ちくらみなど、さまざまな体調不良を起こします。
めまいは、1日の最高気温と最低気温の差が10℃を超えると起こしやすくなるといわれていま
すので、夏が終わり急に気温が下がるこの季節は注意が必要です。
これは夏場にも同じことが言えますが、室内外の激しい温度差も、めまいを起こす原因になり
ます。緊張性頭痛は、頭の両側か全体、あるいは後頭部がギューッと締め付けられるような
鈍い痛みに見舞われますが、これも寒暖差が激しいときに現れやすい症状のひとつだと言えま
す。
食欲の秋や芸術の秋などといわれ、とかくイメージのいい季節の秋。
ところがその実態は病気の秋といってもいいくらいに危険な要素が満載だそう。。。
女性にとっては体調と同じくらい気になるのが美容面での不調だが、
この季節にピークを迎える乾燥性皮膚そうよう症と抜け毛は気になるところでしょう。。。
前者は、乾燥によってかゆみなどの症状が起こるものなので対策には肌の保湿ケアが不可欠。
保湿美容液や加湿器を摂り入れて、入念に肌の手入れを心がけましょう。
後者は髪の毛を傷める紫外線がその元凶。今からでも遅くないので、
こまめに帽子をかぶるなど、直射日光を避けるよう気を付けるのが良いです。。。
また、高齢者のる家庭では、夏から秋にかけてピークを迎える偽痛風にも注意が必要です。
偽痛風とは、その名のとおり痛風のように、関節に痛みが出ること。
痛風は尿酸が体の中にたまり、それが結晶になって激しい関節炎を引き起こすものですが、
偽痛風の場合は血液検査をしても尿酸値は低く、リウマチの反応も見られないケースが見られ
ます。
この病気は高齢者に多く、寒さも原因のひとつだと考えられています。
ほかには、ダニアレルゲンや秋の花粉症によるぜんそくの発作、
気温の低下にともなう血圧上昇が原因となるくも膜下出血なども秋に気をつけたい症状です
が、保健室に来る子供もこの時期にピークを迎えるということです。。。
夏休みなど長期休暇のあとは、子供もナーバスになっているので、
お母さんは子供が言う事を聞かないからといって、きつく叱りつけないほうがいいようで
す。。。
病いは気からともいうように、表情が曇っていないかなど、
子供の発するシグナルを早めに察知してあげることも大切ですね。。。