子供の低体温
2017年11月15日
こんにちは♥ルナ☽整骨院です。
こちらでは、交通事故施術も行っておりますので、是非、お越し下さい。
子供は冬でも外を走り回って寒さ知らず…と思っていたのに、子供の手を握るといつもひんやり冷たく、風邪をひいてばかりでは心配になりますよね。
その風邪の原因は冷え性かもしれませんよ。
冷え性になる原因や症状を知り、元気な身体を取り戻してあげましょう。
通常、人の体温は朝と夜とで差があり、夜になるにつれゆっくりと下がっていきます。
朝と夜の体温差は1℃以内が正常なのですが、最近の子供は、昔に比べて平熱が低くなり、朝起きてから数時間のうちに1℃以上、体温が下がる子供が増えているそうです。
体温調節機能の乱れはどのような影響があるのでしょうか?
・イライラ、怒りっぽく、キレやすい
・疲れやすく日中に元気がない
・集中力低下
・免疫低下、風邪をひきやすい
・手足が冷えてしもやけができやすい
・おしっこが近い
・唇の色が悪く、紫色のことが多い
・おしりが冷たい
等です。
(冷え性を引き起こす原因)
大人と同様に、自律神経の乱れや体を冷やす環境、食生活により血行が悪くなることが原因と言われています。
①就寝時間が遅い
最近は両親も仕事で忙しかったり、子供も習い事で忙しかったり、就寝時間が遅い子供が増えているそうです。
この就寝時間が遅いことが、自律神経を正常に働かなくさせる原因となっています。
乳幼児から就寝時間が遅いと冷え性になるだけでなく、学校へあがるようになってから、遅く寝る習慣がついているため睡眠不足になってしまい、授業中は眠くなり学習に集中できない、朝起きられずに不登校になるなどの心配もでてきます。
②朝食を食べない
朝食抜きだと体を温めるエネルギーが不足するため、体温が低くなってしまいます。
また生野菜などの体を冷やす食べ物ばかり食べていても、子供の体は冷えてしまいます。
特に朝食はサラダやフルーツ、ジュースなど体を冷やす食品や、冷蔵庫で冷えた食品をそのまま食べたり飲んだりすることが多いですが、牛乳を飲むときは温める、ヨーグルトは少し早めに冷蔵庫から取り出すなど一工夫してあげてください。
③運動不足
近年、特に都市部では近隣住人との関わりが希薄になった、子供が被害を受けるトラブル、空き地がない、ゲームの普及などの理由から、外で遊ぶ子供を見かけることが少なくなりました。
子供達が外で遊ぶ機会が減った結果、子供の筋力が低下し、冷え性を引き起こしていると言われています。
子供時代は体を思いっきり動かして遊ぶことが大切です。
体温が最も高い午後3時~5時に運動することが、質の良い睡眠にも大切です。
④夏場のクーラーの使いすぎ
暑いからといってエアコンで部屋を冷やし使い過ぎると、体温調節機能が乱れて冷え性になりやすいです。冷え性は特に女性に多い症状ですが、子供も同じなのです。
また冷蔵庫から出したばかりの冷えた飲み物やアイスなどの冷たい食べ物を、飲んだり食べたりすることが習慣化してしまうと、子供であっても体質が変わり冷え性になります。
⑤寝る前のゲーム
寝る前のゲームやテレビ・スマホは不眠の原因となり、結果的に冷え性を引き起こしてしまいます。
ゲームやテレビ、スマホなどの明るい光は脳を興奮させます。
ゲームを寝る前にしている子やそのまま寝てしまった子の脳や体は、睡眠中であるにも質の良い睡眠を取れずに休むことができません。
(改善するために実践してみてほしいこと)
・早寝早起きの習慣をつける
・朝食をしっかりと摂る
・日中は体を動かすようにする。ママやパパも一緒に遊ぼう。
・エアコンの設定温度を下げ過ぎないように注意しましょう。
ただし水分補給はしっかりと。
・暖かいもの、体を温める食品を食べる
・足湯をするなど手足を温め血行を良くする
・爪もみ(薬指以外)をする。
爪の生え際は神経線維が集まっているので、刺激することで自律神経を整える効果があります。
薬指は交感神経を刺激するのでやめましょう。
・就寝前に軽いストレッチをして血液循環を良くする