ばね指

2017年12月7日

こんにちは♥ルナ☽整骨院です。

こちらでは、交通事故施術も行っておりますので、是非、お越し下さい。

 

指は腱によって曲げ伸ばしすることが出来ます。手を強く握ったりする強い力を発揮する筋肉は前腕にあり、その力を腱に伝えています。その腱が浮き上がらないように靭帯性腱鞘が押さえ、構造はベルトとベルト通しに似ています。腱鞘炎が進行することにより引っ掛かり生じばね現象が起こることをばね指といいます。

・症状

指の付け根で屈筋腱(指を曲げる)と靭帯性腱鞘の間で炎症が起こると腱鞘炎になり、腱鞘の部分で腱の動きがスムーズでなくなります。指の付け根に痛みや腫れ、熱感があり、朝方に症状が強く、日中は使っていると症状が軽減することも少なくありません。進行するとばね現象が生じてばね指になり、さらに悪化すると指が動かない状態になります。・原因

更年期の女性や妊娠出産期の女性に多く生じます。手の使い過ぎやスポーツ、指を良く使う仕事の人に多いのも特徴です。糖尿病やリウマチ、透析患者などの人にも発生します。母指や中指に多く、薬指や小指、人差し指にもよくみられます。

・病態

指の使い過ぎの負荷により、動かしたときに摩擦生じ炎症進ことで、腱鞘が肥厚したり、腱が肥大し、通過障害起こることで症状が悪化します。

・治療

保存的療法としては、局所の安静や投薬、腱鞘内のステロイド注射などがあります。注射は有効で、おおむね3カ月は無症状なことが多いですが、再発することも少なくありません。改善しない時や再発を繰り返す場合は、腱鞘切開を行います。切開するのは腱鞘の一部で、小さな傷で済みます。

 

 

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