出産後の身体の状態

2017年02月14日

ルナ整骨院では出産後の骨盤矯正や身体の痛みや不調を訴えて来られる方が多いです。

 

妊娠時にお腹が大きくなり出産時には骨盤が変形して産道を作り出しています。

 

妊娠時にはお腹が大きくなり、腹直筋が割れることがあります。これを腹直筋離開といいます。妊婦さんの約9割の方がこの状態になると言われております。

 

単純に腹筋が割れるので力が入りにくい状態になります。腹筋が力が入らない状態ってどんな状態?と思う方も多いと思います。

 

腹筋は身体を起こす作用だけでなく、日常の生活動作の上で身体を支えるにあたり大きな役割があります。

 

腹筋により支えられているのは、背骨や骨盤などの姿勢もそうですが内臓などの腹圧に関するものも腹筋で支えています。

 

よって腹筋が離開してしまい機能が落ちると、内臓の位置がずれたり姿勢などが崩れるなどして腸ヘルニアや腰痛など様々な症状が起こります。

 

また出産時に骨盤を繋げている靭帯や軟骨などが切れたりして骨盤の形が変形します。骨盤が広がることもありますが、足の長さが変わるような変形やX脚やO脚などのような変形なども起こります。

 

産後の骨盤矯正は産後半年以内にある程度終わらせておくと安定した位置に戻りやすいと言われております。

 

現在は骨盤矯正を受ける方が多くなっていますが、さらにピラティスやヨガ、トレーニングなどにより産後の体型を産前になるべく近づける方法が増えています。

 

ただ産後は自分の体調もそうですが、生活自体が変化していくのでなかなか自分の為に時間を確保することが大変になります。

 

睡眠不足やストレスなど様々な影響が出てきます。自分の生活リズムに合った施術法を探して続けていくことが大切になります。

 

 

ページの一番上に戻る