魚不足
2018年04月29日
皆さんは週に何日魚を食べていますか??
週に3日以上が理想と感じている人が多いみたいですが、
現実では、週3日以上魚を食べている人はわずか3割で、
週2日以下しか食べない人は6割とのことです。
日本人の魚の摂取量は年々減少傾向にあります。
現代人はまさに魚不足。。。
魚ならではの栄養成分もあるため、注意が必要です。
魚ならではの栄養成分。
それは、「青魚のサラサラ成分」と言われるDHA・EPAです。
近年、生活習慣のツケなどに有効な働きが期待できる「オメガ3脂肪酸」に分類されます。
DHA・EPAは、人の体内では作られにくいため、魚などから摂る必要があり、
健康な毎日に欠かせない大切な栄養成分なのです。
魚を増やしてもDHA・EPAを摂るのは難しい?
DHA・EPAは熱に弱く、溶け出しやすいため、調理方法によっては、魚から大量に流れ出してしまい、せっかくの大切な栄養成分を逃してしまいます。
例えば、お刺身など生の魚から摂ることのできるDHA量を100%とした場合、焼魚にすると約20%減少、揚げ物にすると約50%も減少してしまうのです。
新鮮な青魚の魚油であるDHA・EPAはとてもデリケート。
実は、酸化(劣化)しやすいという弱点もあるのです。
一度、酸化してしまうと、DHA・EPAは本来のパワーを発揮できなくなってしまいます。
空気に触れさせなければいいのか?
というとそうではありません。
実は人の体の中でも、酸化(劣化)は進んでしまうのです。
つまり、青魚を毎日きちんと食べたとしても、そのパワーが十分に発揮されるとは限らないのです。
調理方法にひと工夫!
DHA・EPAをしっかり摂るには、熱を通さないお刺身がいちばん。
また熱を通す場合は、DHA・EPAが溶けだした、汁まで頂くことができる煮込み料理や
ホイル巻きがおすすめです。
フライパンで調理する場合には、野菜とともに焼き、野菜に染みこむようにさせると上手に摂れます。
酸化に強い食材と一緒に!
体内で酸化しやすいDHA・EPA
それなら酸化に強い栄養成分であるビタミンEやセサミンを多く含む食材と一緒に食べましょう。
□ビタミンEを多く含む食材
かぼちゃ、ほうれん草、ブロッコリー、ナッツ、しそなど。
□セサミンを含む食材
ゴマ
健康のために、魚を意識して摂取していきましょうね♪