長風呂のメリットとデメリット
2018年04月22日
皆さんはお風呂は長風呂派orカラスの行水派ですか?
夏はシャワーで冬はお風呂という人もいますね。
今日は、理想的なお風呂の入り方と入浴時間についてお話しします。
疲労を取って体を休めるためにの入浴方法
39度~40度のお風呂で15分入浴する。
体を休めたい場合は少しぬるめのお湯ほ方が、副交感神経が優位に
なるのでリラックスした状態になります。
頭をはっきりさせリフレッシュのための入浴方法
42度のお風呂に3分程度入浴する。
少し熱めのお湯で入ると交感神経が活性化されるので、頭がスッキリします。
次に、長風呂のメリットとデメリットのお話です。
一般的には30分以上が長風呂と言われています。
長風呂にはデトックス効果があります。
時間が長いと汗をかきます。これと一緒に体の中の老廃物が
汗として流れでます。
バスソルトを使うとより発汗作用が高まります。
バスソルトに含まるミネラル分が作用するからです。
使う場合は15分が時間的にはベストです。
では、デメリットについてです。
実はメリットよりデメリットの方が大きいことを知っていましたか?
大きく分けると3つのデメリットがあります。
1.交感神経が活性化し寝付きが悪くなる
先ほど頭がスッキリする話をしましたが、逆に考えると頭が冴えてしまうので
寝付きが悪くなるんですね。
熟睡できないという結果になってしまうかもしれません。
2.水圧で内臓に負担がかかる
いつもお風呂に入っている時は気にならないと思いますが、
実は肩まで浸かると1000㎏以上、つまり1tを越える圧力に晒されています。
なので、必然的に血流が速くなり、心臓に平静時よりもたくさん血が流れ込みます。
肺も同じく押されることになるので、平静時よりも狭い範囲の中で酸素を摂り込む
ことになります。
要するに、短距離は全力で走れますが、長距離はそうはいかないのと同じです。
心臓に長く負担がかかれば危険を伴うと言うことですね。
3.肌のバリア機能の低下
水道水に含まれる塩素に長く晒されることと、熱い湯で皮脂や保湿成分が
流れ出てしまいます。
冬は特に空気の乾燥に加えて、寒いので熱い湯に長湯しがちなので、
乾燥が余計ひどくなってしまうわけですね。
どうしても長風呂に入りたい場合は、
1残留塩素を除去する入浴剤を入れる
2ぬるめのお湯に半身浴で浸かる
3入浴後はボディクリームを使う
などひと手間加えて、体に負担の少ない方法でお風呂を楽しんで下さいね。