鏡開き

2017年01月13日

こんにちは♥ルナ☽整骨院です。

 

お正月によく見かける、二段の丸いお餅の上に橙を飾ったものを「鏡餅」と言います。

年末に家族やご近所さんと餅つきをして鏡餅を作る方や、

お店で売られているものを買ってきて飾る方もいるでしょう。

松の内(お正月の門松を飾っておく期間のこと)が過ぎて、

鏡餅を食べる風習を「鏡開き」と言います。

 

鏡は昔、青銅製で丸い形をしており、神様が宿ると考えられ、神事に使われていました。

神話の時代、天照大御神(あまてらすおおみかみ)が瓊瓊杵尊(ににぎのみこと・天皇の先祖と考えられ

ている)に三種の神器、八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)、(あめのむらくものつるぎ)、

八咫かの鏡(やたかのかがみ)を授けられ、天皇が代々継承しています。

この三種の神器の八咫の鏡を形どったのが「鏡餅」だと言われています。

また、「鏡」は「鑑みる(かんがみる・良い手本や規範に照らし合わせて考える)」という言葉にあやか

り、「かんがみもち」と呼んでいたのが変化して「かがみもち」になったとも言われています。

お正月に年神様(毎年お正月、各家にやってくる豊作や幸せをもたらす神様)にお供えする鏡餅を、

松の内が過ぎたらお雑煮やお汁粉などにして、無病息災を願って食べるのが「鏡開き」です。

 

鏡餅は平安時代(794年~1192年ごろ)には存在し、源氏物語にも登場しますが、

鏡餅がお正月に供えられるようになったのは、

室町時代(1336年~1573年)以降のことだと言われています。

鏡開きは江戸時代(1603年~1867年)の初期に武家の間で広がっていき、

年神様にお供えしたお餅を包丁などの刃物で切るのは切腹を連想するので縁起が悪いとされ、

手や木槌などで割ることにしました。

ですが「割る」という表現も縁起が悪いということで、

縁起の良い末広がりを意味する「開く」という表現にして「鏡開き」と言われるようになりました。

 

鏡開きの日は毎年同じですが、地域によって異なります。

松の内を1月7日までとする関東では1月11日に、

1月15日までとする関西では1月15日または1月20日に鏡開きをすることが多いようです。

関東では、もともと松の内は1月5日までで、鏡開きは1月20日に行われていました。

しかし、江戸時代の徳川三代将軍家光が慶安4年(1651年)4月20日に亡くなり、

徳川幕府のお膝元である関東では☽命日の20日を避けて、

鏡開きが1月11日になったと言われています。

鏡開きが1月11日になったことで、松の内はまだ年神様がいらっしゃるのに鏡開きを行うのは、

年神様に対して大変失礼なのではないかということになり、

松の内を1月15日から1月7日に変更しました。

こうして、徳川幕府のお膝元である暗闘では鏡開きが1月11日に変更されましたが、

全国的に広まらなかったため、地域によって鏡開きの日が異なるのです。

 

鏡開きは、飾っていた鏡餅を片付けることではなく「食べる」ことが重要なので、

お雑煮やお汁粉などにして召し上がってみてくださいね。

 

 

 

 

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