秋の空

2016年10月26日

天高く馬肥ゆる秋

なんて言葉がありますがまさに秋の空気は澄み切っており

高くみえます

しかしなぜ秋の空は高く見えるのでしょうか

①高気圧の出身の違い

晴れをもたらす高気圧は季節によって出身地がちがいます

は南の海育ちに対し秋の高気圧は大陸育ちです

大陸育ちの高気圧は

空気中に含んでいる水蒸気が少なく空気が乾燥しています

その空気中には酸素分子と窒素分子が存在しているのですが粒子が小さい分子たちは太陽光の持つ7色の光の中の青や紫などの波長が短い光を強く拡散しますそのため夏の空よりも青々と見え高く見えるのです

春の高気圧も大陸育ちだけど・・・

しかし春の大陸は雪や氷が溶け、植物があまり生えていません

そのため土やホコリがまいやすく空気中にチリや水滴が増えます

空気中に粒子の大きなチリや水滴があると太陽光はさまざまな色波長の光が合わさった状態のまま散乱します

そのため空は白っぽくカスミがかかって見えるのです

秋の天気は広い範囲で晴れをもたらす移動性高気圧と雨を降らせる

温帯低気圧が交互に通過します

この雨を降らせる温帯低気圧の温暖前線はイワシ雲やウロコ雲を発生させます

夏に代表される入道雲や綿雲は空の低いところに位置していますが秋の空いよく見られるイワシ雲やウロコ雲は空の高いところに位置します

視線の位置が高くなり雲の下に空が見える割合も大きいので高く感じられるのです

 

 

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