カロリーゼロ

2017年08月9日

 

カロリーゼロと表示されているから太らない。。。と油断してはいけません。

ダイエットにとって逆効果となることもあるのです。。。

 

・エネルギー源が来たと脳がだまされる

カロリーゼロなら大丈夫。。。そんな思い込みは、いますぐ捨ててください。

カロリーゼロと表示されている代表的な食品、たとえば人工甘味料は、

逆にムダな食欲を引き起こす原因になります。

何故なら、脳がだまされて、逆に甘いものが欲しくなるからです。

人工甘味料は砂糖のように甘いのに、カロリーがほとんどありません。

これは、砂糖が本来持つ糖分がないということを意味します。

人工甘味料を使用したドリンクやデザートを食べると、舌は甘味を感じます。

すると舌から脳に甘い味=糖分が体に入ってきたと連絡をします。

そこで脳は糖分=エネルギー源が来たと判断します。

砂糖など糖分が体に入ると、血液中の糖分量が増えます。

そこで血液中の糖分の量を一定にするために脳は血液中の糖分を下げるホルモンを出します。

こうして、血液中の糖分量が下がります。

こうした体の反応は起こるものの、実際は、

人工甘味料によって糖分が入ってきたと脳が錯覚しているだけです。

血液中の糖分の量は増えていないのです。

 

・かえって甘いものが食べたくなってしまう。。。すると、どうでしょう。。。

血液中の糖分量が下がり過ぎてしまうため、お腹がすいたなと感じてしまうのです。

そこで手軽に糖分を補給するため、本当の砂糖を使った甘いものを食べたい気持ちが

ものすごく強くなってしまいます。

人工甘味料で糖分を抑えたはずが、かえって甘いものを食べたい気持ちが強くなる、

という逆効果につながってしまうのです。

これは脳からの指令なので逆らえません。我慢しても食べたい誘惑には負けてしまうのです。

結果、砂糖を使った甘いものを食べてしまいます。

追加で砂糖を使った甘いものを食べてしまえば、ゼロカロリーのものを食べても台無しです。

ゼロカロリーだから、カロリーが少ないからと、

安心してたくさん飲んだり食べたりしていませんか?

過信していると、逆にムダな食欲が出続け、さらなる我慢が必要になるという

悪循環に陥ってしまいます。

人工甘味料でカロリーは抑えられても、ムダな食欲は消せないのです。

 

・人工甘味料は甘いものと一緒に使うならば効果的

スイーツをたくさん食べて、コーヒーなどを何杯も飲む人は、

糖分は十分すぎるほどとっています。

そこで、コーヒーの砂糖をゼロカロリーの人工甘味料に変えてみると。。。

人工甘味料の特徴を逆に利用したのです。

すると、1ヶ月で体重が減り、血糖値も正常値に戻ったそうです。

人工甘味料は、実際に甘いもの、たとえばケーキを食べるときなどに

一緒に使うと効果的です。

 

 

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